ハワイイ紀行 完全版 (新潮文庫)のレビュー
この本は旅行記ではありませんが、ハワイイに行く人に広くオススメ!
Amazonで注文して、まず最初に驚いたのが本の厚さ。だいたい2.5cmくらいでしょうか(汗)そして、更に本を開けてみると、文章の下に単語の注釈がどのページにもビッシリと書かれています。本のタイトルに”完全版”という名前が付いているのがここで納得(笑)
ボリュームが多くて、読むまでに2週間位掛かってしまいましたが、感想としては「読んで良かった」です。
本を読み始めると、始めは人が殆どいないような、のどかな雰囲気のモロカイ島からスタートします。あ〜南国の島はやっぱり良いよね〜なんて油断していたら、本の内容が段々とハワイイの歴史や文化、植物等の話に比重が移ってたりします。実は筆者もあとがきの中で、最初は紀行でと思って始めた企画だったのだが、ハワイイの濃密な文化に引き込まれ、色々なテーマを決めて人に会うことに夢中になったと語っています。要するに気が変わって面白いと思う方に行動しながら、平行して本を書いていたようですね(^^;
でも!これまで自分は、正直ハワイイには何となく浮ついたイメージがあって旅行先として敬遠していました。しかし、この本は、そんな自分のハワイイへのイメージを変えてくれ行ってみたいという気にさせてくれました。よくある美味しい店が載っているようなガイドブックの代わりとしては期待できないかもしれませんが、読むと読まないで現地に行った後のハワイイの楽しみ方や見るものが変わってくると思います。
ボリュームが多くて、読むまでに2週間位掛かってしまいましたが、感想としては「読んで良かった」です。
本を読み始めると、始めは人が殆どいないような、のどかな雰囲気のモロカイ島からスタートします。あ〜南国の島はやっぱり良いよね〜なんて油断していたら、本の内容が段々とハワイイの歴史や文化、植物等の話に比重が移ってたりします。実は筆者もあとがきの中で、最初は紀行でと思って始めた企画だったのだが、ハワイイの濃密な文化に引き込まれ、色々なテーマを決めて人に会うことに夢中になったと語っています。要するに気が変わって面白いと思う方に行動しながら、平行して本を書いていたようですね(^^;
でも!これまで自分は、正直ハワイイには何となく浮ついたイメージがあって旅行先として敬遠していました。しかし、この本は、そんな自分のハワイイへのイメージを変えてくれ行ってみたいという気にさせてくれました。よくある美味しい店が載っているようなガイドブックの代わりとしては期待できないかもしれませんが、読むと読まないで現地に行った後のハワイイの楽しみ方や見るものが変わってくると思います。
ハワイの魅力
ハワイを訪れる機会があり、友人に勧められたのがこの本でした。
ハワイはいわゆる“観光の島”というイメージがあって、
あまり興味がなかったのですが、これを読んで一変しました。
ショッピングやビーチで寝っ転がるだけがハワイじゃない!
楽園という意味が初めて理解できたような気がしました。
ハワイはいわゆる“観光の島”というイメージがあって、
あまり興味がなかったのですが、これを読んで一変しました。
ショッピングやビーチで寝っ転がるだけがハワイじゃない!
楽園という意味が初めて理解できたような気がしました。
読み物、観光ガイドとして出色
ハワイのガイド本は幾つもあるようですが、この本は、1年かけても出かける前に読んで損の無いものでしょう。
私はこの本で、あの首に掛けてもらうレイと日本の節句の菖蒲が、その植物の生命力を身にまとうという点で、共通することを知りました。その様に自分に引きつけて読むと、楽しい1冊になるでしょう。
ぼんやりとハワイの陽光を楽しむばかりでなく、こうした本を抱えて楽しむのが、これからの観光の真髄となるのではないでしょうか。
私はこの本で、あの首に掛けてもらうレイと日本の節句の菖蒲が、その植物の生命力を身にまとうという点で、共通することを知りました。その様に自分に引きつけて読むと、楽しい1冊になるでしょう。
ぼんやりとハワイの陽光を楽しむばかりでなく、こうした本を抱えて楽しむのが、これからの観光の真髄となるのではないでしょうか。
Hawai'i 語とその上に咲く文化への讃歌
この本は観光案内ではない.Hawai'i の歴史に始まりHawai'i語の歴史に注目する.一時は全面禁止にまで追いやられた言語が,有識者達の努力によって復活し,遂にアメリカの一つの州の公用語のひとつとしての公的地位を獲得すると言う驚くべき物語が詳細に語られる.そうしてその言葉の上に咲く,神々への捧げ物としての踊りが目覚しく語られる.私はこれほど感動的な話をほかに知らない.著者が Hawai'i にこれほどの思いを込めるのは,日本が持つあと二つの文化 (オキナワとアイヌの文化) に深い憂慮を抱くからであろう.私もこの問題に憂慮する者なので,この本の意図はよく理解できるし,この本にめぐり合えたことを仕合せに思う.なお,Mauna Kea の頂上には私も行ったが,その時はまだ日本の 8.2m 望遠鏡は着工前だった.ここに語られた文理両道の話はその意味で特によく分かる.

読み始めてすぐに、これは行く前に読むべき本だと思った。
ハワイイは、大陸から分かれてできた島ではなく、マグマが固まってできた土地。
なので、原住民はどこからどうやってきたのだろう?
サンフランシスコから3900キロ、東京から6200キロ、シドニーから8000キロも離れている。
島が見えているのなら渡ろうという気にもなるが、どこからも見えないはずなのに・・・
そのほかにも、ハワイイの歴史、言葉、地理、固有の植物、日本の米にあたるタロイモから
フラ、サーフィン、カヌーの発祥を探る。
南国美女がほほ笑みながら、腰を振り振りフラダンス。
ハイビスカスが咲き乱れて、アロハ〜
↑
こんなイメージが外国人によって「作られて」しまい
「楽園」と呼ばれ、固有のものがどんどん駆逐されてしまう。
われわれ日本人も、知らず知らずのうちに手を貸していたのではないだろうか?
ハワイイ好きな日本人にこそ読んでほしい一冊。
英語訳が出てもいいくらい、いろんな人に読んでもらいたい本。
余談になりますが、この本を終戦記念日前後に読んでいて
韓国や沖縄・アイヌなどに日本(本土)がした侵略行為と
アメリカがハワイイにした侵略行為が似ていて(というと、語弊があるかもしれないが)
戦争で失うものの大きさ、侵略の愚かさについて考えさせられました。
また、沖縄とハワイイの共通点の多さに驚きました。